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中小企業診断士 吉越喜宗による従業員の力を引き出し成果を出す企業をつくるコンサルティングサービスです。

TEL. 090-2778-9202

〒945-0306 新潟県刈羽村十日市2190

経営理念CONCEPT

経営理念

全企業ブランド化戦略とキャリアデザインサポートを通じ、働く人が仕事に生き甲斐を感じて楽しく生きていける社会をつくります。


経営理念の解説

 現在、働く人の多くが仕事をネガティブなイメージで捉えています。
 会社に行きたくない。きつい仕事はしたくない。上司にしかられたくない。そう感じている人がたくさんいます。
 たしかに、生きるため、生活するため、家族を養うためにお金を稼がなければならないから働くという考えかたもあります。しかしそれで“よい仕事”が出来るのでしょうか?

その仕事に誇りを持ち、やりがいを感じていないひとに“よい仕事”はできません。

3人のレンガ職人

3人のレンガ職人という寓話があります。
むかしある所に旅人がいました。旅人が旅をしているとレンガを積んでいる職人に出会いました。
旅人は尋ねました。
「あなたは何をしているのですか?」と。
職人は答えました。

     嫌々働く職人      

「見ればわかるだろ、レンガを積んでいるんだよ。毎日毎日レンガを積んでいるんだ。俺に才能があればもっと違う楽な仕事をしているんだがな。ああ嫌だ嫌だ。」

旅人が旅を続けていると別の場所でまたレンガを積んでいる職人に出会いました。
旅人はその職人にも尋ねました。
「あなたは何をしているのですか?」と。
その職人はこう答えました。

生活のため、趣味のため、家族のために働く職人

「建物を建てているんだ。毎日毎日きつい仕事だけれど、この仕事のおかげで家族を養っていけるのさ。仕事ができる事には感謝しているよ。」


旅人が旅を続けていると別の場所でまたレンガを積んでいる職人に出会いました。
旅人はその職人にも尋ねました。
「あなたは何をしているのですか?」と。
その職人はこう答えました。

仕事の本質を理解して働く職人

「教会を建てているんだ。たくさんの人が礼拝に来る教会だよ。神様にお祈りを捧げてみんなが幸せになるのさ。だからたくさんの人が来たくなるような立派な教会を建てているんだよ。」




実はひとり目のレンガ職人もふたり目のレンガ職人も建てていたものは教会でした。しかし同じ問いに帰ってきた答えが違います。

あなたがもし家を買うとしたらどんな職人が建てた家を買いたいですか?
おそらく1番目の職人の建てた家を買いたいと思うひとはいないでしょう。
2番目と3番目では意見が分かれるところです。
あなた自身が2番目の職人と同じ気持ちで働いているとしたら2番目の職人が作った家が良いと思うかもしれません。

しかし少し考えて見てください。お金のために仕事をしている人は、時に判断を誤ってしまうことがあります。

思い出してください。2015年、横浜のマンションが傾いてしまうという事件がありました。そのマンションは大手不動産会社が大手建設会社に発注し、大手建設会社がいくつもの下請けの会社に仕事を手配し、その下請け会社もさらに下請け会社を使って仕事をしていました。多くの会社と人が関わっているのでスケジュールがしっかり決められていました。スケジュール通りに仕事が進まなければ後の工程に支障が出てしまいます。そうすると下請け会社は次から仕事がもらえなくなるかもしれません。結果的に、品質や安全よりも納期を優先してしまったためにこの事件は起きてしまったのです。(この事件だけではなく多くのトラブルが起きています。)

この話をきいてもまだ2番目の職人さんの家を買いますか?

この話をきいてもまだお金のために嫌々仕事をしていても仕方がないと思いますか?

すべての働く人が、その仕事に誇りを持ち、生き甲斐を感じられるような社会をつくりたい。

そのために吉越戦略研究所は企業をサポートし、働く人をサポートします。


     

事業所名について

「戦略」と「戦術」という言葉があります。
言葉の定義にひとつの正解があるわけではありません。わたしなりの解釈になりますが、

戦略は
「目的、目標を定め、それを実現するための長期的な施策」
     

戦術は
「課題を解決するための施策、手段」
     

と言えます。

短期的な視点で、戦術だけを頼りに仕事をしているのでは行き先がわからなくなってしまい間違った判断をしてしまうでしょう。

長期的な成功を目指す戦略的な視点で調査から提案まで行うことを示すべく「戦略」というキーワードを事業所名に入れています。

さらに、どこかで誰かが成功したことや経済や経営の教科書に書いてあることに基づいて提案を行うのではなく、常に新しいことを提案できる様、自ら研究し続けることを示すべく「研究所」というキーワードを入れています。

経営指針

1.人が最大の資本であることを忘れない。      

組織の構成要素は間違いなく人です。人が如何に振る舞うかによって成果が大きく変わります。それならばまずは人に目を向けなければなりません。人を尊重し、活かすことが組織運営の最重要課題です。

かつては有能な経営者やリーダーが1人いてまわりの人間を駒として使うことで成功していました。しかし世界はかつてないスピードで変化しています。ムーアの法則はコンピューターの世界だけではなく実際の世界でも当てはまるかのように変化の速度は加速しているのです。商品ライフサイクルは短くなっており、新たな商品、サービスを開発していかなければ経営を継続できません。1人の人間のアイディアだけでは間に合わないでしょう。そこで、いままで人を思い通りに動かせる駒として扱ってきたスタイルを改め、みんなで考える組織が成長しています。複数の頭脳で考えるほうが多くのアイディアが生まれることは明らかです。経営者、リーダーの仕事は人を活かすことへと変わってきているのです。社内の人材資源にとどまらず、外部の人材資源も有効に活用することが大切であること、自分の価値観以外のものを尊重し受け入れることが大切であることを訴えていきます。

大河ドラマにもなっていましたが、上杉家の宰相「直江兼続」は上杉が会津120万石から米沢30万石移封となったときに家臣のリストラを行いませんでした。有能な家臣が多かったこともありますが何よりも家臣を減らすことは国が弱体化することだということを解っていたからです。しかし驚くべきことは、ほとんどの家臣が大幅な減俸となったにもかかわらず残ったことです。上杉に人を活かすという風土があったからこそ、そこに生き甲斐を覚えることができたのでしょう。人を活かす経営であれば困難が訪れた時にも力を合わせて活路が見いだせます。

2.仕事は楽しく

ひとは理性で正しいか正しくないかを基準に行動できます。しかしそれよりも大きなインセンティブがあります。それが「楽しさ」です。ひとは楽しいか楽しくないかを基準に行動するのです。故に楽しく仕事ができるかを考えなくてはいけません。正しさをおろそかにしてよいということではなく、正しいことをするために楽しさを加味するということです。仕事そのものに楽しさを見い出す工夫を考えます。

新しいサービスや製品を生み出す際にもこれを忘れずに、受け取った人が楽しくなるようなサービス、製品を創造します。

3.日々挑戦、日々革新

今は完成されたビジネスモデルで順風満帆でも、周囲は常に変化しています。つまり現状維持は相対的に後退ということです。現状に満足せずに日々革新を進めていかなければなりません。ただし、新しいことを始めるということは並大抵のことではないです。どこへ行っても実績、経験を問われる世の中だからです。しかしそれに負けずに挑戦し続けます。日々挑戦です。

失敗は成功のもととか母とか、誰もが知っているこの言葉、どれだけの人が体現できているでしょうか?日本人はいつのまにか失敗を恐れ失敗を許さない民族になっていないでしょうか?(実はそういうDNAを持つ民族であることが科学的に証明されています。)

スタジオジブリ作品の「紅の豚」をご覧になったことがありますか?主人公のポルコは愛機の修理のために馴染の飛行艇製造会社に行きます。しかし、そこで設計を17歳の孫フィオが担当するといわれ一度は依頼をキャンセルしようとします。フィオはポルコに聞きます。「いいパイロットの第一条件を教えて。経験?」ポルコは答えます。「いや、インスピレーションだな。」そこでフィオ「よかった。経験だって言われなくて。」


経験や実績から新しいものは産まれません。大きな成功もありません。失敗から生まれたものもたくさんありますし、失敗から多くを学ぶことができます。

誰も追いつけない未来をつくるつもりで挑戦します。


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